産後の骨盤のゆがみ解消します。
女性の患者さんで、慢性的な腰痛という方の中で、結構多いのがお産した後からの腰痛というものです。
10ヶ月間おなかに赤ちゃんを抱えているわけですから、力学的にはすごい負担というのは誰もがわかるところです。
そして妊娠すると胎盤からのリラキシンというホルモンのレベルが上昇します。このリラキシンの作用によりいくつかの関節、特に恥骨結合の可動性が増して安定性が低下するようになります。そのため妊婦さんの多くは足を大きく広げたり、足を引きずって歩くようになるのです。(トートラ人体の構造と機能 第3版 参照)
この不安定になった恥骨結合を含め、骨盤全体の安定を図ることは産後のケアとしてとても大切と考えています。
当院での具体的な骨盤安定の方法としては、恥骨結合(骨盤の前)と仙腸関節(骨盤の後ろ)にコンタクトしてゆがみを整え、安定させるというものです。
うつ伏せで施術することが多いですが、どのような姿勢でも大丈夫です。
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