臨床の中で②
毎日の臨床の中で気がついたことを書き綴るものです。
私達の治療は時に、庭師の仕事にたとえられる事があります。
木の剪定をするとき大事なのは、全体のバランスをみながら、どこを切ってどこを残しておくかということだと思います。
治療も同じで刺激をするところと、そのままにしておくところとを見極めて、アプローチすることが最小の刺激で、最大の効果を上げることだと思います。
松は松、もみじはもみじの剪定の仕方があるように、治療もその人の体質や状態に合わせて行うことが大切と考えています。