道草今むかし
当院のある稲保団地は多くの小学生がいます。
朝の登校時には、集団で登校していく児童の姿が見られます。
下校時はというと、田んぼの用水を覗き込んだり、石を蹴ったりといわゆる「道草を食い」ながら、帰ってきます。
今もむかしも子供の道草は変わりないものです。
でもむかしと今とで違うのは、むかしの「道草を食う」のは、文字通り道の脇にある草を食べていました。
今思い浮かぶのは、「スカンコ」と「クワ」です。スカンコはイタドリという植物のことで、折って皮をむいて食べます。コリコリした食感とすっぱい味。おいしいとは言いがたいものですが、懐かしい味です。クワは、赤紫の実がおいしく、よく食べていました。
今思うと本当に貴重な経験だったと思っています。
稲保地区は、大規模な宅地造成工事を行っております。道路や設備がよくなる反面、自然の環境が少なくなっていくのは、少し残念な気もします。