腰痛の対処法②
-腰が痛い、肩がこる、頭が痛い、身体がだるい、めまい、自律神経失調症、顎関節症、便秘、生理痛など・・・でお困りの方、長岡で唯一、カイロプラクティックと鍼灸の長所を生かした施術ができる当院におまかせ下さい-
今回は腰が痛い時の身体の使い方やエクササイズについてお話いたします。
まずは身体の使い方ですが、
腰痛において痛みを発する組織で、一番多いのは筋肉です。ですから筋肉が働く時=動くときに痛みを感じます。
筋肉の働きが低下しているときには、「筋性防御」という働きが起こります。傷められている筋肉にそれ以上負担をかけないように、筋肉が硬くなって動きを制限してきます。それが可動域の減少につながってきます。
筋肉の働きが低下すると筋肉は十分な力を出せなくなるので、動作が緩慢になります。つまり急な動きができなくなります。
このような時には、いろいろな動作をする際、なるべく痛みが出ない動きでゆっくり行うことが大切です。特に寝ていて起きる時、座っていて立ち上がる時などは、自分なりの身体の動かし方をして下さい。急な動きで痛みが出やすくなっていますので、」ゆっくり動くことが大事です。(勢いをつけて動くと余計痛みが強くなる場合が多いと思います。)
前かがみの動きは制限がかかりますので、下のものを取る時などは、腰を曲げるのではなく膝をまげてコントロールして下さい。
次にエクササイズについてですが、
第一段階としては、腰に負担がかからないよう腰自体を動かすエクササイズは控えていたほうが良いと思います。しかし硬くなっている筋肉を緩ませることは必要です。その場合、
①イスやベッドに腰かけた状態で肘を曲げます(立位より座位のほうが良いです)。
②曲げた腕を左右同時に前後に動かします(20~30回くらい)。
③肘を曲げたまま、身体を左右にひねる動きをします(20~30回くらい)。どちらの動きも痛みの出ない範囲で行ってください。
④その後イスからの立上がりの動きをしてみて、痛みの変化や動きのスムースさをチェックします。
⑤立ち上がったら手を後ろで組んで、組んだ手を下に下げる動きをします。20~30秒そのままの状態を保ちます。
その後また①のエクササイズに戻って3回を1セットにして行います。一日3回程度行うと良いでしょう。
その他の時間は、背もたれのあるイスに腰かけて楽な姿勢でいると良いでしょう。
次回は腰痛予防の体操をご紹介いたします。