腰痛の対処法③
-腰が痛い、肩がこる、頭が痛い、身体がだるい、めまい、自律神経失調症、顎関節症、便秘、生理痛など・・・でお困りの方、長岡で唯一、カイロプラクティックと鍼灸の長所を生かした施術ができる当院におまかせ下さい-
今回は腰痛予防の体操をご紹介いたします。
私たちの生活では多くの場合、前かがみ・中腰の姿勢で何か作業をすることが多いと思います。
中腰での作業では腰の筋肉は上半身を支えるために常に力が入っています。
その状態が長く続くと筋肉は疲労してきます。
筋肉が疲労して働きが悪くなっているときに、急な動きなどで筋肉に負荷がかかったときに筋繊維の損傷が起こります。
すると活動電位が発生し、組織の炎症反応、痛み物質の生成が起こり、急性腰痛となるのです。
ですから多くの場合背筋を安定させ、中腰の姿勢に耐えられるようにしておくことが大事です。
そのために行う体操としては、「マッケンジー体操」というのがあります。ロビン・マッケンジーという人が考案した体操で、うつ伏せで身体をそらすというものです。
上のイラストですと真ん中の「肘で支える伸展位」くらいが良いと思います。
この姿勢で30秒くらいキープします。その際もし痛みを感じるようでしたら、イラストの一番上のただのうつ伏せになって下さい。
ご家庭での体操では、まずその体操で「痛みを感じない」というのが大前提です。
一日2回くらい朝晩を目安に行うと良いと思いますが、朝晩どちらをメインにするかということになれば、朝が良いです。
朝目が覚めてベッドからでる前に一度うつぶせになって体操を行います。起き上がるときはうつ伏せから手の力で身体を起こしていくと良いでしょう。
デスクワークや車の運転が長い方にはおすすめの体操ですが、くれぐれも痛みを感じるようでしたら控えるようにして下さい。