分子栄養学からも症状を考察します。
-腰が痛い、肩がこる、頭が痛い、身体がだるい、めまい、自律神経失調症、顎関節症、便秘、生理痛など・・・でお困りの方、長岡で唯一、カイロプラクティックと鍼灸の長所を生かした施術ができる当院におまかせ下さい-
昨年から私の所属する会(日本カイロプラクティック師協会)では、分子栄養学のセミナーを行ってきました。
また個別にズームの勉強会で、分子栄養学、血液データの見かたなどを学んでおります。
心身の不調の原因がどこにあるか、分子栄養学の観点から考察すると、その不調の問題点をより細かく見ることが出来ます。
例えば、
①身体がだるい、疲れやすい
・身体のエネルギー生産系の機能が低下している。
・細胞のミトコンドリアで行われている、エネルギー生産系の回路がうまく働いていない。
・エネルギー生産系の回路に必要なビタミンB6やコエンザイムQ10などの栄養素が足りていない。 ことが考えられます。
なぜ足りないのか?ただ単に摂取していないのか、体内で消化。吸収できていないのか・・・などなど考察することが出来ます。
②風邪をひきやすい、口内炎、長引く関節炎
・身体の免疫系、代謝、解毒系の働きが低下している
・腸管、肝臓、上咽頭などの働き
対処としては、腸内細菌に対するアプローチ(オリゴ糖、発酵食品)、グルテンフリー、
③うつ、自律神経失調症
・神経伝達物質の低下=腸内環境悪化のため、腸で生成されるセロトニン・ドーパミンの生産低下、たんぱく質不足
・甲状腺や副腎などの機能低下
対処として、腸内環境の改善のため、腸に負担をかけないよう胃の消化力の改善、胃酸の働きで食べたものが消化しやすいようにする。
脳の血流の改善、呼吸運動の改善
④夜中何度も目が覚める、朝から肩が凝っている、食いしばり
・夜間低血糖の状態⇒夜間に血糖値が下がると、血糖値を上げるため糖新生の働きが起こります。この時分泌されるのがアドレナリンです。アドレナリンの作用により覚醒状態、血圧上昇などの反応が起こります。
対処としては、精製された糖を使用した食べ物を控える。一度にたくさん早く食べないように心がける。食事は少量頻回を心がけ、そのほか補食として、小魚やナッツ類なども摂るようにする。
肩こりなど一見構造学的な筋肉自体の問題と考えがちですが、「マッサージしてもすぐ戻ってしまう」というような肩こりには、身体の中からの問題も考慮して対処していく必要があります。
施術に対しての詳しい内容等いつでもお気軽にご相談いただけると幸いです。