新型コロナウイルス後遺症へのアプローチの一考察③
-腰が痛い、肩がこる、頭が痛い、身体がだるい、めまい、自律神経失調症、顎関節症、便秘、生理痛など・・・でお困りの方、長岡で唯一、カイロプラクティックと鍼灸の長所を生かした施術ができる当院におまかせ下さい-
HPA軸の機能を改善する方法としては、
①まずHPAのHとP、「視床下部」と「下垂体」の働きの改善を図ります。
頭の骨で蝶形骨という骨の「トルコ鞍」というところにあるのが、視床下部と下垂体になります。
人間の身体は「外骨格」と言って、外に骨があって、中の内臓を保護しています。頭も同様で、頭の骨という入れ物の中に脳が入っています。
ですから入れ物(頭の骨)が歪んでしまうと、中(脳)の働きも低下しやすくなります。
入れ物となる頭の骨、特にトルコ鞍に関係する「蝶形骨」という骨の動きの改善を行います。
頭の骨のかみ合わせを考慮して、蝶形骨の動きを改善していきます。
さらに、頭に行く血流=動脈、戻ってくる血流=静脈の流れを改善することを行い、脳に栄養と酸素が行きわたるようにします。
②次にHPAのA・副腎の働きを改善していきます。
副腎は背部にある腎臓の上に帽子のように位置する臓器です。
まずは副腎の位置関係から、肋骨や背骨、横隔膜などの動きの改善を行います。
さらに副腎に行っている神経が、主に第9胸神経に関係するため、背中の骨の9番目当たりの動きの改善を行います。
このほか、副腎の反射ポイントや反応点などを用いて刺激を行います。
副腎は、栄養局在と言って、血管を1とすると、白血球には80倍、副腎の中には150倍の濃度の「ビタミンC」が存在します。
ビタミンCは、コルチゾールの分泌をととのえ、副腎の負担を取り去る働きをしています。
副腎は栄養素の高い臓器であるため、栄養療法との相性が良いところです。食事やサプリメント、生活習慣の改善を行うことで副腎の働きの改善が期待できます。
このような考えに基づいて、施療を組み立てて、新型コロナウイルス後遺症に悩む方々の症状改善とアドバイスを行っていきます。
長引く後遺症で悩んている方は是非一度ご相談いただけると幸いに思います。