ゲームがうつ病改善に有効!
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大うつ病性障害に対する、6種間のビデオゲーム介入が、抑うつ気分、訓練意欲、視覚空間(ワーキング)記憶機能の改善につながるかどうかを検討することを目的とした研究があります。
ドイツのボン大学の精神科において、大うつ病性障害(MDD)と診断された、18歳から65歳の入院・通院患者64人を対象に行われた研究です。
選ばれたゲームは、任天堂の「スーパーマリオオデッセイ」です。
64名の大うつ病性障害の患者さんを、マリオオデッセイをプレイする「ビデオゲーム群」、コンピュータープログラム「CogPack)を用いて訓練を行う能動的対照群、心理療法や薬物療法を含む標準的な臨床治療を受ける通常治療群の3群のいずれかに、ランダムに割り付けました。
また事前にマリオオデッセイをプレイしたことがある患者さんは除外されています。
いづれのグループも、トレーニングセッションの頻度は、週3回、期間は6週間の計18回で、各セッションは1回45分でした。
その結果をBDIーIIベック抑うつ質問票(BDIーII)で評価すると、マリオオデッセイをプレイした大うつ病性障害の患者さんの症状が劇的に改善することが示されました。
ただし視空間記憶のテストなど、いくつかの試験ではコンピュータープログラム「CogPack)のほうがよかったりと、一貫してマリオオデッセイが良いという結論ではありませんでした。
どれか一つが良いというよりも、おそらく組み合わせた方が良いのではないかという結論ということです。
ゲームの臨床への有効性の一つが示された研究結果となりました。